【月刊】2025年1月号 れいわ新選組 三鷹市議会議員 石井れいこ News
2024年10月13日 右から 山本太郎代表、石井れいこ
■れいわ新選組 増税?ダメ♡絶対!デモ in渋谷
デモとは?
デモンストレーションの略で、抗議や要求の主張を掲げて集会や行進を行い、団結の威力を示すことを意味します。
政治的、社会的、文化的な問題や要求を表現するために、同じ意志を持った人が集まり、デモを行います。
日本では、憲法によってデモの自由が保障されています。
スイミー 小さなかしこいさかなのはなし(作家 レオ・レオニ)
スイミーの絵本をご存知でしょうか?
それぞれの国で生きる1人1人の力はとても弱いです。小さくて弱い者は大勢で塊になることで、自分たちの主張を表現することができる。
私たち1人1人はそれが許されているということなんです。
人が集まってデモして良いんだよ!という、権利を持っているんです。
ですから、おかしな人たちでもなければ、ダメな人たちでもない。
デモって意味あるね!
10代も後半になり、社会に問題があるのは分かっている。しかし、何をしたらいいのか分からずにおりました。
すると、ある日、政治の話をする音楽仲間が「デモ行くでしょ!普通に」と言ってきた。が、すぐに、「うん!行こう!」とはならなかった。なぜならば、当時の私は原色、蛍光色など、色が強調された服が好きだった。ミニスカートも履いていた。「デモ」といえば、暗めの色の服装で、高齢の方々が参加するものだという、差別的で無知だった自分が今では恥ずかしいですが、無知ゆえ、そう勝手に決めつけ、「TPOを気にしなさい!」とか言われたらどうしよう、きっと場違いだ、怖い、文句言われたらどうしよう・・という恐怖があり、きっと参加しちゃいけないところ!時間もどのくらい歩くか分からないし、歩いただけで何も変わらないでしょ等、勇気のない自分は「やれない理由」をアレコレ頭の中で並べ、参加を拒否してました。
しかし、友達に言われた一言で考え方が変わりました。
「いやいや、そういう若者を求めてるんだよ!若い子がいないから、いたほうがいいんじゃん!君が思うそんなネガティブな雰囲気を変えることが出来るんだよ!目立つ色が他にいないんだったら、そういう人が逆にいたほうがいいんじゃん!」って。
要するに、無知な幼い自分が「高齢者の場」だと勝手に感じていた「デモ」というものは存在せず、実はTPOというものもなく、海外を見渡せば誰もが様々な服装で堂々とデモをしている。知らない集まりに飛び込むことは怖いけれど、自由に参加して、自由に抜けて帰っても良いものなんだと知ることもでき、安心したことを思い出しました。
そしてなにより、自分の気持ちを表現できる解放感!これが一番ですね。スイミーのようにみんなと1つの大きな魚になるということ。メディアが取り上げれば、もっと多くの人たちに知ってもらえることができます。海外のメディアも取材に来ているデモもありました。
しかし、自分がデモに参加するようになると、耳が痛くなるセリフを言われることもありました。
街中でデモしているのって、目立ちたいだけ?あんなの恥ずかしいじゃん!時間のあるおじさんとおばさんがやるものでしょ。
恥ずかしくないの?と聞かれれば、恥ずかしかった。どこかから「恥ずかしいならやめればいいじゃん!」と聞こえてきそうです。いや、それでも、それより大事なものがあるんです。
なぜデモをするの?
私たちが生きてるこの社会、政治、官僚、どんなに偉い人と言われる人でも、人々のためにならない、間違った方向に進んでしまうこともあるということです。安定していそうで、安定していない社会なんですね。ですから、みんなでチェックして、「それ、おかしいよ!」と言えるようにしましょうね。という約束「権利」というものが私たちにはそれぞれプレゼント、手渡されています。
それはなぜか?
それは独裁的な国ではないという証拠なんです。
もしも「上」の立場の人たちが「正しい」のであれば、チェックなどいりませんが、今世間を賑わせてるように、自己保身の末の不祥事がたくさんあります。また、イラク戦争等のように日本が他国の殺害に加担するような行動があったりもします。これを家でテレビに向かい「おかしいよ!」と言ってても、悪事は続きます。そして被害を受けてる国から見たら日本はどうでしょう?日本国民全員これ納得してるのか?全員敵だ!テロするぞ!と思われかねません。
日本の消費税はどうでしょう?世界100か国以上の国が減税している中で、増税策ばかり。手元に残るお金が少なくなっていく・・・
では、どうすれば良いのか?そう。そうです!
そうか!私たちには権利があるじゃないか!自分たちの気持ちを伝える方法が約束されてるじゃないか!
これです。
私たちは奴隷じゃない!だからデモをする
左:石井れいこ 右:DJ 沖野修也 氏
奴隷制の時代、自分たちの主義主張が言えたでしょうか?
言いたくとも、言えなかった。。
想像するのも辛い状況です。
「自分たちの我がままを言ってたら、進むもんも進まない!」という声を聞いたことがあります。
自分も思ったことがあります。
しかし、それは一体誰のための話なのでしょう?
「主義主張が多いと世界の競争に負ける!」と言われてきましたが、大人しく皆が従順にしていたら、この30年間経済成長をしていない国は先進国で日本だけとなってしまいました。完全に惑わされた・・。
過去を振り返ると、「主義主張をしない大人しい日本人は美しい」というイメージが社会に浸透していたように感じるのは私だけでありましょうか。それは結局誰のためだったのか?一部の企業のためであり、一部の不正を犯す議員に優しい空気が作られていたにすぎなかったのではないでしょうか。
私たちは奴隷じゃないんです!一部の者の利益を増やすために、心を奪われ働くことしかできない部品の一部じゃないんです。
「心」というものがある人間なんです。憲法で「人権」が保障されている存在なんです。だから、私たちは恥ずかしくても、自分たちの持つ「人権」というものを主張し続けなければ!そうしなければ、暴走する政府は「主張する声もないから、人権はいらないものなんだね!」と削られる可能性が出てきてます。いや、もう、既にどんどん削られているんです。
皆が国や政治に対して意見を表現せずに、全て自己責任として処理をし、消化されないストレスで自傷行為や犯罪を犯してしまうような人災を私はなくしたい。
~人権獲得の歴史をちょっと知ってほしい~
日本国憲法第97条が素晴らしいんです。ちょっと聞いてほしい!
「この憲法が日本国民に保障する基本的人権は、人類の多年にわたる自由獲得の努力の成果であつて、これらの権利は、過去幾多の試練に堪へ、現在及び将来の国民に対し、侵すことのできない永久の権利として信託されたものである」と記されています。
上記で記載した奴隷制の話のように、人権は、もともと認められていたものではなく、人類の長い歴史の中で、過去に生きてきた人々が命をかけて、苦しみを乗り越えて獲得してきたものなんですね。(「獲得」という言葉に私はグっときてしまうんですが)
そして、数多くの試練に耐えて守られてきたものであるんです。
昔の日本は男児が女児なんかと同じ学校で勉強するなんてけしからん!男児の学力が下がるじゃないか!と、男女共学など考えられなかった時代もあったということです。
しかし、私たちの上の世代の方々が声をあげていく中で女性にも一緒に学ぶ権利が与えられました。
私たちはこの権利にあぐらをかくのではなく、権利をいつでも主張し自分たち、未来の子たちを守る務めをしなければと思いました。現在、憲法改正が騒がれてますが、この私たちの大事に大事に守り受け継がれてきたものが憲法改正によって、削除されようとしてます。是非とも一緒に声をあげてほしいです。
■石井れいこのおしゃべり会を開催しました
2024年12月28日 14時~、市政報告とおしゃべり会を行ないました。
内容としては、
①実績報告(市民の声が市政を変える)
②樹冠被覆率ついて
③「不登校」とインクルーシブ教育の必要性について
④スマホ・タブレット使用の危険性について
⑤犯罪を防ぐための社会づくり 社会的排除と社会保障について
市政ワークショップやクイズ、政治活動報告など。
選挙の時に応援に来てくれた方や、初めて参加してくださる方も多く、皆さまのお話をお聞かせいただき、たくさんのことを学ばせて頂きました。年末のお忙しい中足を運んでくださり、ありがとうございました。
今回はとくに沖縄の基地について、皆さんと意見交換をしました。現地の様子を教えてくださる方もいらっしゃり、沖縄周辺の島々にミサイル基地が増えていること、自衛隊の訓練が増えていることに、地元は恐怖を感じているということでした。
私たちの幸せは沖縄の犠牲の上にあるとも思っています。
想像してみてほしいんです。
家の近くに軍事基地があります。更に近所の地盤の悪い場所に新基地を造るため国は地元の意見を無視し、強行して埋め立てを進めています。日々、頭上を戦闘機が爆音と振動で飛び回り、米兵によって子どもまでがレイプされてる現状。これを地獄と言わず、なんと言えるのでしょうか。しかも日本側がお金を払ってるんです。皆は地獄を継続させるために税金を払っているのではありません。
よく耳にするのは、「中国人がヤダ、韓国人がヤダ、クルド人がヤダ。日本人はなめられている」などの人種差別の声です。その差別の前に、沖縄の現状を想像してもらいたいんです。仲間が辛い思いをしていることを。
そして人種差別している位のパワーをもって沖縄の米兵問題を叫び続けてもらいたいのです。かたや、「言いやすい身近な外国人を差別」して、かたや、「政治的にとっつきにくい沖縄の米兵問題はだんまり」というのは、おかしくないですかね。こういった沖縄への差別を許すということは、自分たちも同じような目にあう、ということを許可することにもなります。是非とも、沖縄の問題を声高々に叫び、身近な人へと伝え、発信していってもらえたら有難いです。
私たちは長年この沖縄の人々を犠牲にし続けている現状を深く反省し、国に対し、いち早く沖縄の平穏を取り戻させるよう、れいわ新選組の応援と共に一緒に声を上げて頂けたら幸いです。
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■新年、神社の前に立ち、市内で街宣をしました
2年前より年明けには市内神社前に立ち、本年より市内街宣も始めました。
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2025年1月発行 / 石井れいこ & PEACE SCRUM