2025/2/15【隔週刊】れいわ新選組 三鷹市議会議員 石井れいこ News
熱血お母さん100％ 市議会で奮闘！
あなたは、もっと たいせつ にされるはずの人なんだ
■道路陥没について
2025年1月28日、埼玉県八潮市で道路陥没事故がありました。被害に遭われた全ての皆様にお見舞い申し上げます。
この場所では、管がカーブしていることもあり、硫化水素が発生しやすく、硫化水素が空気とふれることで「硫酸」となって腐食が進み、今回の陥没に繋がったと考えられているそうです。また直径4・75メートルという大きな下水管でした。
三鷹の道路は大丈夫？
皆さん不安になりますよね。
三鷹市は、昭和48年に全国初の下水道普及率100％を達成しております。ということは下水管が日本一古い！耐用年数50年と言われているもので、もう51年が経ちます。余計に心配される声もあるのは当然です。
三鷹では現在、定期的に道路下の空洞チェックをしています。
下水管は一番大きなもので約3メートルだそうです。
不安材料としては、一つは「古さ」、老朽化という点です。
もう一つは、「硫酸」の影響で腐食が早く進む可能性がある点です。
三鷹の下水道管検査は5年～15年毎で検査をしていますが、この硫酸の影響も見ながら検査の計画を立てています。
そして、老朽化対策としては、「管更生（かんこうせい）」工事といって、下水管の内側にまた筒を作っていく作業により、破損から守る工事を順次進めています。市だけではなく、都も関わる下水管エリアもあるので、引き続き、しっかりやるよう一緒に市や都に求めていきましょう！
■条例違反が発覚！上回る徴収
2012年4月から現在まで、三鷹市牟礼老人保健施設「はなかいどう」の居室使用料を過誤徴収していたことが判明しました。
使用料金は厚生労働大臣が定める金額に合わせることと、三鷹市の条例では決まっておりますが、当時の職員の誰もが気付かず、条例改正もせず、厚生労働大臣が定めた金額から勝手に値上げをし、利用者から多く徴収してしまっていたのです。今回定期検査をした際に発覚したとのこと。過去の管理が雑すぎます！！
■過誤徴収額（2025年1月31日現在）
2,288万5千円（対象者：約700人）
※2012年度～2023年度分：2,168万6千円、2024年度分：119万9千円でした。
どうやって返金するの？
利用者各々の還付金額を確定した上で、利息（総額710万7千円を想定）を付して2025年3月から順次返還を開始。なお、2024年度分は当該年度の歳入戻出（利息分は歳出予算措置）、2023年度以前分は2025年度の歳出予算で対応することを予定。市長は2025年3月の給料月額の10分の2を減額、副市長2名は10分の1を減額
■脳から多量のプラスチック
参照：Bioaccumulation of microplastics in decedent human brains
2025年2月3日「Nature Medicine」に発表された研究により、脳内にはMNP（マイクロプラスチックとナノプラスチック両方をあわせてMNPという）小さな小さなプラスチックが存在することが確かめられました。その量は驚くほど多く、2024年の調査では、脳では1グラムあたり約4,917マイクログラム（プラスチック製のスプーン1本分に相当する）ものMNPが見つかったそうです。認知症の患者さんの脳では、健康な人の約5倍ものMNPが見つかっているといいます。
プラスチックを完全に避ける方法はありませんが、個人で出来る行動とは、自治体や国に無くすよう要望することや、MNPにさらされる機会を減らすことです。たとえば、定期的に掃除機をかけてホコリやプラスチック片を取り除いたり、プラスチックビーズの洗顔料のようなMNPを意図的に添加した化粧品を避ける、など。
いいニオイの正体はプラスチック！？
「香害（こうがい）」という言葉を見聞きしたことがあるかもしれません。消費者庁は「香料の匂いで体調不良になった」など、柔軟剤の香りに関する相談があったことから「その香り困ってる人もいます」というポスターを作製。すれ違った人や、エレベーターの中など、「いい香り～」って思うこともありますよね！
それ、プラスチックも吸い込んでる可能性が大です。
柔軟剤などの香りは小さなプラスチックの中に入って香りを長持ちさせます。ものすごく多くの商品に使用されていますが、例えば、洗顔料、シャンプー・コンディショナー、歯磨き粉、化粧品などにも小さな小さなプラスチックたちが使用されています。
大妻女子大学 兼廣春之 氏によると、EU加盟国であるオランダ、オーストリア、ベルギー及びスウェーデンの４か国は2014年12月に化粧品へのマイクロプラスチックの使用を禁止する共同声明を発表しました。
三鷹市議会でも、我が会派の議員によりマイクロカプセル香料等及び「長続き製法」の使用を中止するよう国に求める意見書を出しましたが、山田・原（都ファ）、成田（つなぐ）、太田・池田・吉野・加藤・吉田・土屋・伊藤（自民クラブ）、大倉・赤松・佐々木・粕谷（公明）の多数の反対で否決となりました。
本会議の結果（令和6年第2回定例会）
これじゃ皆さんや未来を守れません。
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■【動画で見る】石井れいこってどんな議員？？
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2025年2月15日発行 / 石井れいこ & PEACE SCRUM