【月刊】6月号「小学生にも知ってほしい『国の強さ』について」

↑写真:三鷹駅にて【月刊】6月号を配布させていただきました
こんにちは!
今月の主なトピックは「消費税」についてです。
■小学生にも知ってほしい「国の強さ」について
以下、山本太郎とおしゃべり会 2025年6月6日 (宮城県・仙台市)より)
この30年日本は景気がとにかく悪いんですよ。先進国で、唯一日本だけが景気悪いんですよ。景気が悪い時期が長引くと国民が疲弊します。国民が疲弊する、苦労する、「生きるだけで精一杯」っていう状況が広がっていくと何が起こるかといったら、国自体が弱っちゃうんですよ。
だから国内の安全保障1人1人の生活がしっかりと底上げされて自信を持っていける社会というものを作っていくことは、ある意味で国を強くしていくために絶対的に必要なんですね。「軍事(戦争準備)など立派なものを揃えてものすごく軍事的には力を持ちました!」っていう国であったとしても、その国内、その国に生きている人々の目から光が失われて、将来に希望も持てずに不安を抱えた人々が大勢いたら強い国って言いませんよね。私は本当の意味で強い国を作りたい。強い国を作るためにはその国に生きている人たちが、当然「自分が生きてていいのか?」なんてことを疑問に思わずに胸を張って生きていけるような社会を作る!それが、れいわ新選組の最大の理想。そういうことですね。そのためには今何が必要ですか?といったら、徹底した経済政策で人々の生活を安定させること!今の日本は安定してません。
↓日本だけ、異常な賃金(お給料)。めり込んどるがな!

■お金はうなるほどあるから心配しないで
大きい会社の貯金(大企業内部留保)は1997年から右肩上がり。毎年のように過去最高益を上げています。そして現預金で見たら企業は13年間で139兆円新たにお金を溜め込んでる。

世界で2番目に金持ちが多い国が日本。しかも2021年からのたった2年間で日本の超富裕層はその資産(自分が持っていて、あとで役に立ったり、お金にかえられる大切なものののこと)を新たに105兆円増やしてるんです。すごくないですか?しかし、その他の国民はむちゃくちゃ貧しくなってる。お金があるところからは税金取らないで、ないところから一生懸命30年の間、取り続けたらどうなりましたか税収は?(人や会社がおさめた税金が国に集まったお金)→ 過去最高になりました。しかも6年連続過去最高です。いい加減にしろ!なんですよ。国民はもっと怒っていい!だってあなたがこの国のオーナー(国を動かす力をもっているのは皆さん)なんだから、「運営の仕方おかしいでしょ!」って言える権利があるんです。こんな状態にされちゃったら、当然バタバタ潰れる企業が相次ぎます。1万件を越してます倒産件数(2024年)。
↓会社は無理して給料を上げたが、売り上げは伸びてない

■じゃあどうする?景気を良くするしかない
多くの人たちがお金を使わなくなったらどうなるか?誰も儲からなくなります。これが「社会にお金が回らない」ということ。今の日本がそれです。非正規労働者(アルバイトやパートさんなど、週に何日かだけ働くとか、時間が短い働き方をしている人)を企業側が増やしたんです。その人たちは前よりも使えるお金が減ってしまい、不安だからお金を使わないようにしようというような状況に追い込まれていく。つまり誰かがお金を使わないと、誰も儲からないことが、もっともっと拡がっていくということ。

あなたの社会保障を守るために消費税が必要だって言われるけどごめんなさい!それ第1の目的じゃなくて後付けです。1番の目的は直感比率の是正です。大企業の負担を減らすために関節税→消費税を導入しました。結果、言葉にすると「30年の間、法人税マイナス305.3兆円減ってる。一方、消費税は499兆円増えた」。ということは、納めてきた消費税の約61%は、大企業が本来払うべきだった法人税で、その法人税の引き下げの原資(何かをするためのもとのお金やもとのもののこと)にあてられてきたと言える。

■食料品のみ消費税ゼロとは?
立憲民主党などが言っている、
■食料品のみ消費税ゼロの場合(標準世帯平均)
4人家族世帯の平均の負担は1年間で6.4万円軽減されます。1ヶ月で 5,300円です。
■消費税廃止の場合
家族の負担は1年間で29.8万円軽減され、1ヶ月で 2万5,000円です。
そして、中小零細企業(大企業ではない大きさの会社)は、救われる。今、働いてる人の7割(約70%)が中小零細企業で働いてます。そこに対してもっと底上げしていかなきゃならないんじゃないですか?

■消費税減税・廃止の声7割
世の中見てみて!減税した方がいいよ!とか、廃止にしようよ!っていう意見がもう7割(約70%))ですよ。そう考えたとしたらもう、みんなで力合わせて、これ廃止の道を進んでいくっていうのは私はやるべきことだろうという風に思ってます。国民の、本来のこの国の権力者の力を1つに集めながら、消費税は廃止で1人1人の生活ってものを底上げしていきながらそして日本経済を復活させていくための第1歩を踏み出すべきだというのが、れいわ新選組の考え方でございました。
■国防とは、アメリカから古い武器を買わされることではなく、食料自給率を上げること!

会場等詳細
ごはん会議、2025年2月より全国各地で開催!
10年後、日本から食べ物がなくなる?!
そんな未来を回避するための、ごはん会議。
食と農のスペシャリストである、鈴木宣弘 東京大学大学院教授の講演会を、2025年2月より全国各地で開催!
入場無料、お申し込み不要
※先着順となります
れいわ三鷹サポーターも随時募集しています。
お気軽にサポーター登録お願いします。
サポーター登録はこちら
2025年6月発行 / 石井れいこ & PEACE SCRUM