News / お知らせ / 活動報告2025/12/12

【隔週刊】「誰かのペースじゃなく、自分のペースでいい」「こどもたちが喧嘩したら?」 2025/12/12

【隔週刊】「誰かのペースじゃなく、自分のペースでいい」「こどもたちが喧嘩したら?」 2025/12/12

写真:石井れいこ三鷹駅南口夜街宣より

熱血お母さん100% 市議会で奮闘!

あなたは、もっと たいせつ にされるはずの人なんだ

誰かのペースじゃなく、自分のペースでいい

我が家にはテレビはありません。
テレビって、テレビに出演している人の発言、価値観に引っ張られますよね。服装がおかしいとか、そういう発言はおかしいとか。本当はそんなことはないのに。地域でも「疲れるからもうテレビは見ない!」と耳にすることもあります。私たちは自分の人生を生きてるはずで、誰かの価値観で、誰かの人生を生きてはいません。テレビによって自分を苦しめない、追い詰めないあり方を今一度問い直すのも良いかもしれないですね。
私は以前はテレビを常時つけてるタイプでした。まさか今では自分がテレビから離れられるなんて!と驚いておりますが、子育てをする中でテレビを見る時間がない。ニュースは新聞やネットから隙間時間に合わせて見ることが出来る。しかしお笑い番組が見られないのは辛い。。。でもいらないね!と不要になりました。皆さんはどうですか?
久しぶりにご飯屋さんで「ワイドショー」を見る機会があったのですが、苦しくなってくる。。。なぜ??それは、偏った考え方、差別のあるものの見方に体が拒絶反応を示します。有名人の不倫問題、薬物問題でも大騒ぎ。確かに問題ではありますが、取り上げるボリュームが多すぎませんか?と思うのです。この社会には大きな問題がたくさんあって、苦しんでいる人たちがいる。しかし、それはまるで無いものとして、無視されているように感じます。一部の人間の「社会性」について、ああでもない、こうでもないと話している。経済が右肩上がりの時代は良かったかもしれないが、一人当たりのGDPは韓国に抜かれ22位(2023年)と、豊かさを示す指標で順位を下げている。もちろん、れいわ新選組はそんな経済を立て直そうとしているが、まずその「社会性」について考えてみることにしよう。
日本の教育は公園デビューの時から「社会性」を植え付けられる。
親が「スコップ貸してあげな」
「ありがとうでしょ?」
「ごめんなさいは?」「謝りなさい」
「挨拶は?」など、一見、良いことだと私もつい最近まで思ってましたが、でも、違うんですよね。社会性はこどもが自分で養っていくものであって、言わされて言うものじゃない。大人がコミュニケーション(主体性)を奪ってしまっているのではないか?ということ。海外では、こどもたちに任せておくとも聞きます。喧嘩したら喧嘩したで、こどもたちで解決していく。しかし、日本は「喧嘩をすることは悪いことだ」と、喧嘩をしないように、大人が先回りする。日本の教育者である工藤勇一さんが仰ってましたが、「喧嘩を起こさせないようにすることなんて私たちには出来ない。しかし、喧嘩が起きた時に双方の意見を聞くことは出来る」と。大人が、こどもたちの育ちに介入しすぎることによって、こどもたちの本来備わっている主体性を奪い、更に「お母さんが悪いんだよ!」「先生がいけないんだ!」と人のせいにするようになる。それはなぜかと言えば、周囲の大人がしゃしゃり出てこどもたちが乗り越えるはずのハードルを撤去してしまっているからだ。
いつしか学校は裁判所・警察署になってしまい、「どうしてくれるんですか!」と保護者もジャッジを求めるようになる。
先生たちはどちらが最初に手を出したかでジャッジをし、謝らせて終わりにする。しかし、これが本当の解決でしょうか?本人たちは納得いくでしょうか?と。納得いく場合もあれば、いかない場合もある。本当は、トラブルなんて起きないようにすることは出来ない。やるべきは、こどもたちにそのトラブルを当事者としてどうしていきたいのか?
こどもたち自身に戻してあげることこそが重要なのだそうだ。「どうしたの?」「君たちはこの先毎日ずっとこの喧嘩をしていきたいと思ってるの?」と聞く(※↓)。そうするとこどもたちは「違う」と答える。「そうなんだ。〇〇さんも同じこと言ってたよ。じゃ、君たちは毎日喧嘩したくないという点で一致してるね!」と。「先生に何か手伝えることある?」というように、必ずこどもたちから答えや提案を出してもらう。こどもたちは答えを持っている。大人が良い悪いを判断することなど、こどもの育みの観点からすればどうでもいいのだ。これを1年くらい長いスパンで続けていくと、主体性や当事者意識が芽生えてくるという。そして、間に入った先生(大人)は子どもたちに感謝されるそうだ。

■こどもが喧嘩したら?

①「どうしたの?」
②「(君は)どうしたいの?」
③「(大人が)何か手伝うことはある?」
これだけで良いそうです。こどもの権利条約の考えからすれば、大人は別に偉いわけでもない。たった一瞬大人が判決を下して「一件落着」と思えることよりも、一番重要なことは、「大人がこどもたちの気持ちを聞いてくれてるかどうか」なんです。こどもにとっては、どんな自分でも否定されなかったということが栄養になります。
「他人様に迷惑をかけないように」というこの美しき伝統文化は小さな頃の公園から始まる。行き過ぎた「社会性」は「同調圧力」へと変容➡主体性を削ぎ、違いを認め合いづらく、経済的遅延という側面もある。だったら逆算方式で「一人一人の主体性を削がない」ことにより、多様性、判断力促進、社会性を養うほうが、「権利を奪われていない人間」だ。人を壊す潰し合いの社会ではなく、本来の人間の力を生かす進化時代に変えたい。


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2025年12月12日発行 / 石井れいこ & PEACE SCRUM