石井 れいこれいわ新選組
三鷹市議会議員

「今以上に、学生が働かなきゃ生きていけないような社会にするのか、、、
今以上に、主婦の方々が家の仕事だけじゃなくてそれ以外にも仕事する時間を増やさなきゃいけないのかっていうのは、これ、”地獄”ですから、根本的に、これは対処療法じゃもうダメなんだってことですね。根本治療しなきゃダメなんだ!」

by山本太郎

■れいわ新選組とは・・・

れいわ新選組は、10/27の衆議院選挙で選挙前の3議席から3倍の9議席に増やし、衆参両院合計14議席へ。
159万票増の381万票を獲得。ほとんどの政党が議席を大きく減らしている中、大幅に議席を増やした都市型政党から全国政党への躍進。2019年4月に山本太郎参議院議員(当時)が立ち上げ、大企業も宗教もバックにない、政策に共感したボランティア1人1人が横に拡げていった本当の草の根政党です。

先進国唯一、30年に及ぶ不況、そこにコロナ、物価高という日本の状況、これによって高齢者の5人に1人が貧困、一人暮らしの女性の4人に1人が貧困、ひとり親世帯の二つに一つが貧困という無茶苦茶な状況の中で、何をしたら良いのでしょうか?
まずやるべきことは、「減税」なんです。
それだけじゃなく、悪い物価高が収まるまでの現金給付なんです。あたりまえです。常識です。世界の。
一人一人の購買力を高めなければ経済は回りません。
これをやらないということは、この国の病の実態を見つめず、対処療法で乗り切ろうとして、ある意味で弱い者たちを切り捨てていくしかないという考え方、新自由主義方向に傾くという、こういう政党は山ほどあります。

2019年の時点で「消費税減税」の話、出てましたか?おそらく出ていません。
その中で「消費税廃止」を訴えていたのは「れいわ新選組」のみでした。
しかし、2021年の衆議院選挙から一気にみんな「減税」というキーワードを出してきました。

どういうことか分かりますか?
今回の選挙でも自・公・立民以外は、「消費税減税」にシフトしている。つまりは、国会の中でしつこく、「なぜ消費税がダメなのか」ということをしっかりと理論的に説明していきながら、国会の外の人と繋がって揺らしていくことによって、風穴は開いていくんだ!ということを”れいわ新選組”が実現したと思ってます。↓以下動画26分頃の山本代表のコメントより

■Youtube動画

【LIVE 記者会見】山本太郎代表、くしぶち万里・大石あき こ共同代表、高井たかし幹事長(11月11日 国会内)
↓その他、記者からの質問に対して山本代表のコメント

・首相指名選挙で石破茂氏が第103代総理大臣に選出され、れいわ新選組山本代表の率直な受け止めをお聞かせください
➡決戦投票どちらになったとしても変わらなかったと思います。
石破さんがなったとしても野田さんがなったとしても、それは何かというと政策に共通項が多すぎるということです。何よりも民主党政権時代に野田さんが政権を担当されていた時に、様々な自民党政権につながるバトンを作っていったってことです。例えばですけれども不景気の時に「消費税を上げる」という狂気。それだけじゃなくて「武器輸出」これも解禁していった、その道筋をつけた。それだけじゃない。日本の農業を壊されてしまう、日本の主権が奪われてしまうというようなTPPメガ協定、こういったものにも交渉参加をする。他にも日本の国内の軍需産業ってところに関して拡大をしていく様々なものに関して、自民党と共通項が非常に多いというか深いものなんですね。
それを考えたとするならばこの決戦投票っていうのは何の罰ゲームですか?というような決戦投票だったなという風に思います。率直に。

・選挙期間中にリリースされたTikTokで人気のインフルエンサーのパロディされた動画が在日コリアンの団体から差別的だと指摘されている件について・・・
➡政治家としてわざわざオマージュする必要があったかというところに関しては軽率であったと私自身が受け止める必要があるんだろうという風に思ってますので今後そのようなことがないように、これは自分たちの中で再発防止というものをやっていく必要があるだろうという考えです。

・103万円の壁についての見解
➡必要なことではあるが、30年の不況の中で格差が開いてしまっている。でしたら例えば、「基礎控除を200万円~300万円近くまでは上げます。そこまでは無税にするとか。例えばゼロ税率にするとか。そういうようなことを大体にやっていきながら国の景気を回復させていきます」というような提案であるならばこれは大いに乗った方がいいし、今この国に必要な処方箋の1つだろうとは思います。そういうことではないならば、消費税廃止のほうが効果的、更には、悪い物価高が収まるまでの現金給付、こちらのほうが間違いなく経済効果が高い人々の使えるお金は確実に増えるということですね。

動画分数
0:02:14[記者質問]自公過半数割れの中で、れいわ新選組が訴えてきた経済政策など含めて今後はどのように?
0:05:12[記者質問]選挙期間中にリリースされたTikTokで人気のインフルエンサーのパロディされた動画が在日コリアンの団体から差別的だと指摘されている件
0:10:07[記者質問]今後、選挙権を持たない在日コリアン、外国人労働者から話し合いをしたいと要望があった場合に積極的に受けられるか?
0:13:17[記者質問]れいわの議席が3議席から9議席となったがこのペースだといつまでも政策実現するのは難しいが今後はどういう戦略、構想か?
0:21:56[記者質問]くしぶち万里さんは選挙区が変わった件
0:25:33[記者質問]消費税廃止するためには
0:28:39[記者質問]大石あきこさんの記載うつし漏れを気付いた経緯について

なぜ、れいわ新選組なのか?

結成当初から主義主張は一貫しています。
もしも人々のためにならないと判断すれば、修正、謝罪ができる政党です。
コロコロ時代の雰囲気によって政策を変えません。強そうな政治家にすがりつきお願いする時代から→自分たちが守られる社会に変えるために自分たちが横に拡げる政治へと時代は変化しています。
政治は身近なものです。私たちの生活を向上させるのは、まずは政治を変えることから始まる!
一緒に変えましょう!れいわと一緒に。

◎ここが他党と違うよ!れいわ新選組!

●戦争に向かわない社会づくり

ウクライナ大統領が日本へ向けた演説を行った際、れいわ新選組以外の政党はこの演説後に称賛、スタンディングオベーションをしました。れいわ新選組はロシアの味方だと非難されましたが、これは大政翼賛状態だと言えます。本当はれいわ新選組のみが、戦争をいち早く終わらせウクライナの人々の人命を守る行動をしていたのです。
ロシアに経済制裁をすれば戦争をやめさせるカードを切れなくなる。あの経済制裁というのはロシア全体にダメージを与える制裁です。これはやってはいけない。国際法でそうなってます。戦後間もなくホロコーストの教訓からこれが生まれました。「ジェノサイド条約」と言います。集団懲罰、日本でいうと連座。みんな悪いというものです。
憲法9条を持つ日本はどちらかの国にウエイトをおいてはいけない。アメリカは世界で一番戦争により他国の人々を殺害しているが、アメリカには経済制裁しませんね。これを、二重基準と言います。プーチン大統領を痛めつけるために経済制裁してる間に血を流しているのは、多くのウクライナの人々でした。
一体、私たちの国は何にこだわり、何を守ってきたのでしょうか。
平和憲法のある日本はどちらの側にも立つべきではなく、戦争を止めるための動きをすべきでした。30年前の日本はその動きが出来ていました。
今回、その動きをした政党は、れいわ新選組のみでした。

●原子力発電所の問題

日本全体の沿岸部に原発は計54基もあります。 大地震、大津波があれば、原子力事故になりかねない。作っちゃったんだから仕方ない!という諦めの気持ちではなく、徹底的に人々を放射線被曝から守るためには、原発は廃炉にむけて動かなければなりません。現在、その廃炉作業を棚上げし、未来を生きる子たちの安全は不安にさらされたままです。
また、2014年には原発稼働ゼロでエネルギーをまかなった経験もある。原発を即時禁止しても、エネルギー供給には特段の問題はない。電力供給は主に天然ガス火力をつなぎとしながら、2050年までに自然エネルギー100%へと移行してゆく。
地震国日本にとって、持続可能な経済の未来に、原発は不要である。直ちにこれを禁止すべき。実際のところ、2019年度実績で原発が供給したエネルギーは、電気の6.3%、一次エネルギー国内供給の2.9%に過ぎない。(EDMC(2021)『エネルギー・経済統計要覧2021』(理工図書)のエネルギーバランス表(p.18)およびデータより計算。
体の健康のことを考えることがありますが、農薬、添加物、砂糖、加工肉、遺伝子操作等、さまざまな不安がある中で、放射能物質による内部被曝ということが忘れ去られています。先日静岡県の野生のキノコから国の基準値を超えた放射性セシウムが検出されました。チェルノブイリ原発事故の時は放射線被曝はただ体がダルいという症状もあったということです。
そして放射線被曝で福島の子どもたちは現在も闘っています。これ以上の犠牲者を出さないためにも、原発を廃止にしなければなりません。

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たった一人でこの社会や政治と闘っていくのは大変なことです。しかし政治を変えなきゃ、自分たちが苦しむばかり。。何の後ろ盾もなく2019年に立ち上がったれいわ新選組はたった2名の議員でした。現在14名の議員に増やせたんです。諦めず、ぜひ一緒に変えていきましょう!


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2024年11月発行 / 石井れいこ & PEACE SCRUM