2025/3/5【隔週刊】れいわ新選組 三鷹市議会議員 石井れいこ News

熱血お母さん100% 市議会で奮闘!
あなたは、もっと たいせつ にされるはずの人なんだ
■子どもを虐待したくない!
保護者のサポートを!
2025年2月25日、私、石井れいこの一般質問でした。
そこで市に要望したのが、保護者の家事支援(山積みになった洗濯物や、食器洗いなどのサポート)をもっと利用しやすくしてほしいということです。
この家事支援は、誰でも利用できるシルバー人材センターでの既にあるサービス「家事援助」です。1,800円~/1時間 ・交通費別途の場合あり(2023年4月1日 改定)。
これを子育て世帯はもっと安価にする、初回無料にするなどして、家事負担を減らすための直接的なサポートが必要だと考えました。
しかし、市側はそれは必要ないという判断。
子どもは未来です。ということは皆さんの未来にも関わる問題です。未来である子どもを潰してしまう前に、行政としては、子育て世帯にお金を渡すだけではなく手を直接差し伸べてほしいと思うのです。
洗濯物が山積み…

周囲のママパパさんにお話しを伺うと、皆さん「洗濯物が山積み」と口にします。子どもを公園に連れて行くことを優先すると、洗濯物を畳む時間がない。逆に洗濯物を畳んでいると、自分が休みたくなる。ごはん作る時間がないから、スーパーのお惣菜。
3日間カップラーメンを食べさせてる、などなど。あれもやって、これもやって、と、育児・家事を上手くこなせる方はほんの一部の方たちです。
なのに、親に求められることはたくさんあります。
笑顔、対話、お金、仕事、家事、風呂、歯磨き、爪切り、ヘアカット、お弁当、休みの日は遊びに連れて行く、洋服はそれっぽい服を買う、公共の場で静かにさせる、周りの保護者とのコミュニケーション力、地域とのかかわり、宿題をみる、持って帰った虫の世話、トラブル処理、病気、障害、将来 etc…
さらに、親の中のマウント(自分の優位性を示して相手より上の立場に立とうとする行為)で嫌な思いをしないようにと、親自身の見た目や発言も気にして、、と、見えないプレッシャーで、がんじがらめなのではないでしょうか。
2022年度の全国の児童相談所が対応した虐待の相談件数は過去最多の21万4800件余りと増加が続いています。
三鷹市内の虐待相談の総数においても、
ネグレクト(育児放棄や養育怠慢)2021年27件→2023年34件、
心理的虐待(言葉や態度で傷つけ)21年156件→23年182件と、微増。
虐待が発見された子の一番小さい年齢は、0歳。
とくに多い年齢層は3~6歳だそうです。この背景には、解決しない家庭状況があるのだと思います。また、発見されてない子もいると思います。発見される場合は、どのように発見されるのか?
→児童相談所が多い。他にも保護者本人、近所の方やお医者さん、乳幼児健診、学校や保育園や幼稚園などからの連絡だそうです。
「虐待」と聞くと皆さんはどう思われますか?
①「酷い!こんな親、親じゃない!」って思うのか?それとも、②「そんなの仕方ない!昔だったら普通のことだ!」と、思うのか?
子どもを苦しめ痛めつける社会は酷い。私は幼い頃、心理的虐待にあっていました。心が荒れてしまうと、家でも学校でも居場所をなくします。その傷は大人になった今も痛み続けます。日々、コミュニケーションでは悩み続けてます。過去には、何度も死にかけました。一人を痛めつけてしまうことは、その人だけでなく、周りの人にも影響します。このサイクルはなくさなければならないことです。
しかし、その保護者だけを責め立てれば解決するわけではありません。
なぜ、保護者がいっぱいいっぱいになっているのか?
核家族化、仕事と育児の両立が難しい、ワンオペ育児、夫婦の家事・育児の分担が不十分、SNSやネットの情報が多すぎてプレッシャー、子どもにかかる費用が増えている、収入が上がらず生活費の負担が大きく、将来への不安が増加、習い事や進学の競争、 「良い親」であるべきという圧力 → 周囲の目を気にして無理をする、他の家庭と比べて劣等感を抱く、地域のつながりの希薄化で 相談できる相手が少ない、育児の正解が分からない、保護者の学校行事への参加・教育のサポートが当たり前に etc…
子育てをその保護者だけに背負わせている社会のほうが間違えている

のではないかと思えてきたのです。
一番の理想は、親が笑顔だけを子どもに与えられる環境づくり。
しかし、それでは今の現状は難しい。
ですからできるところから負担を減らしていきたい。
子どもはたくましいけど、繊細。
いのちを育てるとはなんと難しいことか!
本当に子どもを救うとは?
もう、こうなったら、「保護者だけが自分の子を幸せにする」という概念と構造を変える時期なのではないでしょうか。
そもそも親は子どもを心底イジメたいのか?いいえ、違います。親は子どもが可愛くて大切なんです。
その親がなぜ、追い詰められるのか。という部分を解決しなければ、新たな虐待が減るとは考えにくいです。
「親」になるって、なぁに?
子どもをもったからといって、「立派な親」にはならない。目の前に小さな命があるから、徐々に親になってくる。社会的状況もいろいろです。夜も働かなければ生活が出来ないかもしれない。
週末も働かなければならないかもしれない。どう育てたらいいのか分からない人もいる。「親」といっても、つい昨日までは、大人の一人暮らし、二人暮らしがほとんどで、日々のリズムも自分たちが中心。一日のルーティーン(決まった手順や習慣的な行動のこと)だって体に馴染んでしまっている。リモコンや小物の置き場所も決まっている。夜中まで友人と遊んでいた、ライブに出かける、SNSで楽しんでた等、依存していたものがたくさんあるのに、それが邪魔されるように思えるような出来事が出てきます。
子がいると、授乳で夜中に急に何度も起きる、、今までは大人同士で静かに会話出来ていたのに、会話の途中に割り込んでくる、、音量を気にしない泣き声、笑い声を発する、、会話が通じない、、物がなくなる、、出かける直前にお漏らし、、コップを割る、、などなど、数えきれない。
し、しかし、か、かわいい…
子育てとは、そのような意味では今までいろんなことに依存した自分への「暴力」と、「純粋な愛」を日々浴びせられるドメスティックバイオレンスのような、飴と鞭の日々とも思える。「親」とは、親になるために修行をしている方々だともいえます。
なのに周囲は「うるさい」と、まるで子どもが静かな生き物だとでも思ってるような、雰囲気。
生産性がある人が多数派(マジョリティ)だとすると、その常識を我が子に当てはめようとすれば、子は、お金を稼ぐ人の邪魔物でしかない。よって「うるさい!」と怒鳴るし、子を制圧しようとする。
子どもが可愛いなんて思わなかった私が3人産んだら、他人の子も、かわいい♡
必死で生きてる子。子はいつも頑張ってる。親はその子の笑顔を見たいに決まっている。
この親の本心に寄り添い「洗濯物畳んでおいたよ!」「食器洗っておいたよ!」ということが自治体には必要です。その時間だけでも子どもの笑顔を見てもらえるように。
■石井れいこの思いとは…
目の前で人が溺れていたら、迷うことなく手を差し伸べる――
そんな社会であってほしいと願います。
この「社会」という荒波は、海や川とすべては同じ自然の一部です。
どんなに泳ぎが得意な人でも、いつどこで溺れるか分からない。
それほどまでに、この「社会」という自然の脅威は大きいのではないでしょうか。
だからこそ、自分の利益だけを追い求めるのではなく、誰かが苦しんでいないか、泣いている人はいないか、周りを見渡してほしいのです。
誰もが救われる社会をつくるために。そして、すべての人がその権利を取り戻すまで、私は諦められません。ぜひ一緒に並走してほしいです。いつでも仲間を募集してます。お声かけください。
■本会議の日程(令和7年第1回定例会)
定例会の予定 本会議の開議時間は、通常午前9時30分を予定
2月25日(火)本会議(一般質問)※第1回請願・陳情締め切り(午後5時まで)
26日(水)本会議(一般質問)
27日(木)本会議(一般質問、議案上程、施政方針・当初予算上程)
3月4日(火)本会議(議案・請願等審議、予算代表質疑)
5日(水)常任委員会 ~ 10日(月)
11日(火)予算審査特別委員会 ~ 18日(火)
19日(水)東京外郭環状道路調査対策特別委員会
調布飛行場安全利用及び国立天文台周辺地域まちづくり特別委員会
21日(金)三鷹駅前再開発及び市庁舎等調査検討特別委員会
※第2回請願・陳情締め切り(正午まで)
27日(木)本会議(予算審査特別委員会審査報告、議案等審議)
■【動画で見る】石井れいこってどんな議員??
石井れいこYoutubeチャンネル 配信中!
この社会の問題は、1人じゃ戦えないです。
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2025年3月5日発行 / 石井れいこ & PEACE SCRUM