【隔週刊】「今話題のガソリン減税報道のネタバレ」「映画「私たちがたたかう時」大石あきこ主催 上映お話し会へ参加」他 2025/8/1

■今、話題の!ガソリン減税報道のネタバレ
結論から言うと、少数与党となった今、早ければ9月、10月にはガソリン減税が遂に実現できるチャンスがやってきたのです!!が・・・???
れいわ新選組以外の政党は、「11月1日から廃止にするということでいいんじゃない?(確実でないけど)」という調子。
「8月1日の臨時国会に、立憲民主党、日本維新の会、国民民主党、共産党、参政党、日本保守党、社民党の野党7党がガソリン暫定税率廃止法案を提出した。」という新聞記事はそういう内容なんです。
本気で減税やる気がない!!

何が問題なのか?

まず、昨年2024年12月11日、自民・公明・国民民主が103万円の壁のやり取りの時に「ガソリンの暫定税率は廃止する」という合意書も結んでいる。
実現の時期は決まっていない。 さらに先の通常国会でも野党7党が2025年7月1日からの廃止を求める法案を提出し衆議院では可決したが、参議院では廃案となった。
その後の参議院選挙によって、与党が少数となったため、今回の8月1日からの臨時国会において野党一丸となって○×(賛成反対)の「採決」によって確実に暫定税率を廃止にできたはずなんです。
与党へのすり寄り・・・
残念ながら、れいわ新選組以外の政党が謎の与党へのすり寄りをしたために、確実なチャンスを逃しました。
「でもさ、11月1日に廃止になるんでしょ?」
いやいやいや、それが、確実ではないから問題なんです!
今回の8月の臨時国会で○×採決しなかった場合、次の臨時国会が開くのは、未定。10月?12月?なら間に合わない。
しかも、ガソリン減税法案の合意は、「財源確保しばり」というのがあって、「財源を確保したらイイよ!(どうせ財源ないって怯むでしょ?)」という上から目線であり、11月1日施行すら、「担保」されていない。
この8月臨時会は予算委員会もある。予算に組み込むことが出来る!「採決」がある時にやってしまわなければ進まない!なのに、その採決が今後いつあるのか決まってもいないのに「11月1日施行」などと言ってしまってはいけない。
「財源確保の上」のワナ
昨年2024年末、国民民主の玉木代表が、自民と「手取りを増やす」合意をした後、「『 財源確保 』なき減税はしない」と手のひら返しされ、今年2025年3月に玉木さん自身「負けた」と語った。
皆さん、分かりますか?
・・・想像してください。二の舞が目に見えますよね?
秋頃に、また「財源がなく・・・、負けました」なんて言うんじゃないか?ですから、そんな「しばり」も受け入れてはいけない!ワナなんですから!国民の約7割が減税・消費税廃止を要望しているのにもかかわらず、確実に実行しようとしていない。れいわ新選組と共に「やっぱりできませんでした」なんて言わせない声をあげてください!
■『映画「私たちがたたかう時」大石あきこ主催 上映お話し会』へ参加
7月31日、「映画を観ながら 教育問題、話しあお!in国会」へ。
〇登壇者
主催・司会:大石あきこ(衆議院議員)
ゲスト:アーリーン・イノウエさん
奥田ふみよ(参議院議員)
映画『私たちが、たたかう時』
(原題:When We Fight)上映時間35分
【全米に衝撃を与えた2019年のロサンゼルス教員ストライキ。ストに踏み切った3万人の教員と、立ち上がった先生たちを支持した50万人の生徒を駆り立てたものは】
労働組合(UTLA:ロサンゼルス教員組合)が教育委員会に以下のような条件をのませた(勝ち取った)ことが描かれている。※少しネタバレになってしまいますが
★労働組合が教育委員会にのませた主な成果:

1. 教員の人員増加
- 特にカウンセラー・看護師・司書の配置増
→ 1人の看護師が週に1回だけ来るような状態から、常勤化・拡充へ。
2. 学級編成の縮小
- 教室の生徒数を減らす方向で合意
→「3 年間で4名ずつ(Grade 4–12)」のクラスサイズ縮小を段階的に導入する項目があり、特定の学校では即時減も含まれていた。教師1人あたりの生徒数を減らし、教育の質の向上を狙う。
3. 教員の賃上げ
- 教員の給与の引き上げ(6%増)が合意された。
4.標準テストの削減
- 生徒への過剰なテストの見直しに取り組むと教育委員会が合意。
5. チャーター・スクールの規制
- 公立校の敷地内でのチャーター校の拡大抑制を求める決議を教育委員会が可決。
→ 即効性はないが、組合として公立教育の空洞化に歯止めをかける一歩。
6. 親・地域との連携を強める教育政策の推進
- 組合は、「教員のため」ではなく「生徒と地域のため」にたたかうと明言。

↑会場の様子
労働組合(UTLA)は、賃金だけでなく、教育環境・福祉・地域との連携を含めた幅広い要求を掲げ、教育委員会に対してその多くを「のませる」形で成果を得ました。
「ストライキを楽しいものだと思ってもらっちゃ困る」ようなことをリーダーが言っているシーンがありましたが、9日間という無給でのストライキ活動は負担が大きいと感じます。遠方でガソリン代もかかってる人もいる。夫の給料に頼ってしまってるプレッシャーがある。
しかしそのくらいまで長い日数と、多くの方々との団結行動があれば、自分たち、生徒たち、地域の人権を勝ち取ることができるということです。
日本に照らし合わせると、本当にそんなことができるのか?と思ってしまいますが、私たちは諦めちゃいけない。
自分を信じて。私たちが今の地獄を我慢すれば、後に続く人たちはもっと地獄を見ることになる。今苦しむ子どもたちや教員を守るためにも共に声をあげましょう!
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2025年8月1日発行 / 石井れいこ & PEACE SCRUM